クロスペンダントとメダイ(メダル)による
イエス・キリストを表すモノグラム(組合わせ文字)
 

~これらのモノグラムはイエスを表すものとして古くから使われてきた伝統的なもので、初期のキリスト教が
  ギリシャ語を共通語として発展したため、ギリシャ文字による表記も見られます~


画像・説明文提供 及び 製作・販売  手作りクロスペンダントのアトリエ・いけだ
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カ ト リ ッ ク
 

罪状書と足台の付いた受難像


イエスはこの形の十字架上で処刑されたと伝えられます。
罪状書の
「INRI」はラテン語の"Iesvs Nazarenvs Rex Indaeorvm"の頭文字で「ナザレのイエス、ユダヤの王」を意味し、磔刑の際イエスの頭上に掲げられたものです。
 
 

 イエスのモノグラムのクロス(A)

ヨハネの黙示録22章13節の「わたしはアルファでありオメガである。最初の者にして最後の者。」によるモノグラムで、ギリシャ文字で表されます。

 イエスのモノグラムのクロス(B)
IHSはラテン語の Iesus Hominum Salvator の省略形で「人類の救い主イエス」を意味し、「H」の上に十字架が描かれることもあります。
イエズス会がこれを紋章としたため、日本のキリシタンの墓標にも刻まれています。
 
   ラバルムのメダイ(メダル)

左上の作品のA・Ωに「キリスト」のギリシア語
ΧΡΙΣΤΟΣの最初の2文字X・P(キー・ロー)を加えたもので、ローマ帝国の軍旗の「ラバルム」に使われたモノグラムです。
 
ロシア正教
 

罪状書とモノグラムの付いた
           受難像(A)

縦長のロシア十字架に「ナザレのイエス、ユダヤの王」を意味する罪状書とギリシャ語で「イエス・キリスト」を意味する「IC XC」のモノグラムが付いた、イコンに多く見られる表現です。

罪状書とモノグラムの付いた
           受難像(B)

左のモノグラムに「勝利」を意味するギリシャ語の「NИKA」が加わったものです。
木製の受難像に多く見られますが、伝統的に
「И」だけがロシア文字です。