ロストワックス鋳造 とは


■ロストワックス鋳造は歯科技工の分野でも用いられている代表的な精密鋳造法です。

■ごく簡単に言うと、手作りの原型からゴム型を作り、そこに溶かしたワックス(蝋)を流し込んで原型をワックスに
  置き換えます。それぞれに専用の機械が必要です。
  それを埋没剤(石膏)でうずめて電気炉で焼き固めます。ワックスは溶け出して埋没剤に原型と同じ形の空洞が
  生まれます。このことから「ロストワックス」と呼ばれます。
  そこに溶けた金属を機械的に流し込むとほぼ原型どおりの鋳造品が出来上がるわけです。この工程には
  遠心鋳造機、真空吸引鋳造機などが使われます。
  在庫切れを少なくするため、【アトリエ・いけだ】も2008年から主要なクロスの基礎部分の製作にこの鋳造法を
  導入しています。

■しかしこの鋳造法は大掛かりな設備と専門知識・技術を必要とします。
  そこで【アトリエ・いけだ】は、、それぞれに得意分野を持つ確かな技術の業者さん2社に委託しています。
  また、ロストワックス鋳造の場合、使われる銀品位はシルバー925が多いのですが、手作り原型と同じ
  高品位のシルバー950で鋳造を依頼しています。

■作品として仕上がってくるわけではなく、パーツの製作やロー付け (例 ac05 「父と子のラテン十字架」 の
  小さな十字架)、槌目などのテクスチャの挿入、仕上げ等はこれまで通り1点ずつ手作業で行っています。
  よってこれらの作品は説明欄に準手作りと表記してあります。